究極のなんとかと至高のなんとか ラーメン二郎
2011年4月4日 地獄のジロウ(ラーメン二郎) コメント (3)ニンニクマシマシスレで知り合った、白髪交じりの初老と着席まで2時間かかる神保町店
に行ってきた。
そしたら「店主、これに、盛付けるがいいわ、わっはっはっ」と言い、
伊万里焼というか、鑑定番組に出てくるような高級感のあるドンブリを初老が出した。
俺は、何故かよれよれの黒いスーツを着させられカウンターの中に居た。
白髪交じりの初老の名は向は海原 雄山。
まあ至高のメニューには負けっぱなしだからいいか、と俺はニンニクの皮を剥いてたら、
雄山が喘ぎ声の中、喋りだした。
「し、史郎ちゃん…ニ、ニンニクは…こ、国産だった?ねえ国産だったの??」
…俺は突然の、しかも想定の範囲を超えたセリフにポカーンとしてしまった。
雄山は素に戻って、「…返事もできぬか、たわけが」とバカにする様に俺に言った。
調理再開。・・・ニンニクを刻み、もやしを茹で、豚を切り、ドンブリを温めている時に、
「し、史郎ちゃん、国産だった?」
「ああ、青森だったよ」
「あぁぁぁおぉぉもりぃぃすごいいいぃいぃ!、、ど、どこで、、ハァハァどこで採れたの?」
スープとカネシをやさしく併せながら俺は答えた
「…田子町とか、、、七戸町でいっぱい採れたよ」
セリフを聞き、雄山はびくんびくんと身体をひきつらせた
「はっ!はぁぁぁあんっ!カ、カネシは?カネシは、ど、どうなの??」
「ああ。二郎専用のカネシだよ。カネシ商事のカネシだ。」
「専用っ!!カネシぃぃぃ!!史郎ちゃんかっこいいいいぃぃぃい 究極ぅぅううううう!」
勝負ありです。。
きっと亡くなった嫁との幸せな頃の体験とか、その後の親子の葛藤とかが
あったんだろうなあ、と色んな事を考えさせられた1杯でした。
に行ってきた。
そしたら「店主、これに、盛付けるがいいわ、わっはっはっ」と言い、
伊万里焼というか、鑑定番組に出てくるような高級感のあるドンブリを初老が出した。
俺は、何故かよれよれの黒いスーツを着させられカウンターの中に居た。
白髪交じりの初老の名は向は海原 雄山。
まあ至高のメニューには負けっぱなしだからいいか、と俺はニンニクの皮を剥いてたら、
雄山が喘ぎ声の中、喋りだした。
「し、史郎ちゃん…ニ、ニンニクは…こ、国産だった?ねえ国産だったの??」
…俺は突然の、しかも想定の範囲を超えたセリフにポカーンとしてしまった。
雄山は素に戻って、「…返事もできぬか、たわけが」とバカにする様に俺に言った。
調理再開。・・・ニンニクを刻み、もやしを茹で、豚を切り、ドンブリを温めている時に、
「し、史郎ちゃん、国産だった?」
「ああ、青森だったよ」
「あぁぁぁおぉぉもりぃぃすごいいいぃいぃ!、、ど、どこで、、ハァハァどこで採れたの?」
スープとカネシをやさしく併せながら俺は答えた
「…田子町とか、、、七戸町でいっぱい採れたよ」
セリフを聞き、雄山はびくんびくんと身体をひきつらせた
「はっ!はぁぁぁあんっ!カ、カネシは?カネシは、ど、どうなの??」
「ああ。二郎専用のカネシだよ。カネシ商事のカネシだ。」
「専用っ!!カネシぃぃぃ!!史郎ちゃんかっこいいいいぃぃぃい 究極ぅぅううううう!」
勝負ありです。。
きっと亡くなった嫁との幸せな頃の体験とか、その後の親子の葛藤とかが
あったんだろうなあ、と色んな事を考えさせられた1杯でした。
コメント
いつも楽しく読ませてもらってますよ!
スゴレンネタが特に好きです。
ありがとうございます、スゴレン系また書きます。